クラブでホステスになるなら教養を身につけることが大事
クラブでのホステスの役割は、お酒を作ったりおつまみを提供するだけではなく「楽しく談笑する」事も重要な仕事になります。
ハイレベルな顧客と楽しく会話するには、相当な知識や教養が必要になりますね。
知性や常識のなさを丸出しにしてしまうとお客様の心を掴む事は出来ません。
このページではクラブのホステスに必要な知識や教養についてまとめています。
どうして教養や知性が重視されるの？
クラブでも高級路線のお店には富裕層のお客様が多数来店されます。
会員制の高級クラブは殆どのお客様が、富裕層（一般より経済的にゆとりのある方々）と言っても言い過ぎではないのです。
お客様の中には大変苦労されて成功を勝ち取った方もいて、そのような方々のお話を聞くにはそれなりの感受性や知性、教養が必要です。
もちろんセレブ家庭で育った上品なお客様もお見えになりますので、下品で乱暴な接客は厳禁です。
もしお客様に「あんた」と言ってみたり、お酒を作る時にガシャガシャ音が立つと不快に思われますから、高級クラブでは言葉遣いや異本的なマナーの勉強（研修会）もあります。
富裕層のお客様はお店に多くの売り上げをもたらしてくれますし、既存のお客様のご紹介で新規の顧客が来店されるケースも多いため、顧客に対する接客にはかなり気を遣っています。
「知性や教養を重視するお店では、女子大生を好んで採用する」とも聞きますが、確かに大学生だと他の女の子に比べて学力があり知性と言う面では有利ですね。
それくらい高級クラブではホステスの教養や知性が重視されているのです。
街によっても重要性が異なる
銀座の高級クラブには中高年の富裕層や有名人、医者、弁護士、政財界の重鎮など、ハイレベルな方々が集まってきます。
ところが六本木ではITベンチャー企業の重役や成功した投資家、有名人（芸能人やスポーツ選手など）が多くなります。
街に集まる人たちが変わると客層が変化するため、ホステスに求められるものも変わってくるのです。
六本木の場合は若いお客様が多いため、知性や教養、マナーは銀座ほど強く求められません。
どちらかと言えば「楽しくお喋り出来れば多少くだけた話し方でも良い」という雰囲気です。
20～30代のお客様に敬語でお話すると堅苦しくなりますね。
ところが銀座になるとお店の雰囲気も変わってきます。お客様が50～60代になると「くだけた話し方でOK」とは言えませんね。
もちろん「〇〇ちゃん」とお客様をちゃん付けで呼べるくらい親しくなれば話は別ですが、話し方やマナーにはかなり厳しいチェックが入ります。
勤務する街によっても「ホステスに求められるもの」が変わってくるのです。
まずはニュースをチェックするところからスタート
銀座でも六本木でも、ナイトワークをする以上は顧客との会話は避けて通れません。
会話を広げるには日頃から様々な話題に触れる事が大切です。ニュースや新聞をチェックして、今どんな事が注目されているのか、どんな事件や事故が起きているのか、経済や政治はどのような状況なのかをしっかりチェックする事です。
「もうすぐ参院選だね」と話題を振られても「参院選って何ですか？」では話になりません。
お客様の中には喜んで説明してくださる方もいますが、常識を知らないホステスでは「会話しよう」という意欲が減退します。
まずはニュースや新聞のチェックから始めましょう。
