ナイトワーク求人にある「ラウンジ」ってどんなお店?
ラウンジは高級クラブよりも敷居が低く、さらにキャバクラよりも落ち着いた雰囲気なので「高級クラブには行けないが、かと言って賑やか過ぎるキャバクラも苦手」と思うお客様が好んで利用されます。
ラウンジはカウンター席とボックス席があり、お客様の隣に座って接客。
カウンターの場合は、カウンターを挟んで談笑したりおつまみやお酒の提供を行います。
ラウンジの料金体系はキャバクラのように1セット(約1時間)5,000円のようなものではなく、チャージと呼ばれるお席代を支払う形式の所が多いようです。
高級クラブなどはチャージ代で請求するので、そのあたりはクラブに近いかもしれません。
ハウスボトル(お客様が無料で飲めるお酒)のないお店も多いので、お客様は自分でボトルを購入して楽しみます(ボトルキープ)。
「一緒にお酒を飲んでいいですか?」と聞いてOKが出れば、ホステスもお客様がキープしたボトルのお酒が楽しめます。
お客様のお酒をホステスが一緒に飲めば、次のボトルキープが早くなるため、お店の利益に繋がります。
ラウンジは25歳以上のホステスが多く来店されるお客様も40~60代と高めなので、お店の雰囲気は比較的落ち着いています。
「キャバクラが苦手」なお客様はやはり大人しい印象ですね。
引用:http://www.yorushoku.com/products/detail.php?product_id=742
接客システムについて
ラウンジでは後述するママが采配を振るっていて「このお客様には〇〇ちゃんが接客お願いね」「今日は忙しいから、2人連れのお客様に〇〇ちゃんだけお願い」などの指示が入ります。
キャバクラのように1名のお客様に1名のキャバ嬢が接客するスタイルではなく、お客様の入り具合によって3名のお客様をホステス1名で接客する事もありますし、逆に1名のお客様に2名のホステスで接客するケースもあります。
ただお店によっては1名のお客様に1名のホステスが付く事もあるようなので、接客システムはお店によって変わるので要注意。
指名のないラウンジが一般的なようですが、中には指名制度のあるお店も存在します。
お店によってやり方も変わるため、面接でそのお店の接客システムをきちんと確認するのがお薦めです。
クラブ同様に「ママ」がいる
ラウンジとクラブの共通点として挙げられるのは「ママ」がいる事。
ママはどのお客様にどの女の子を付けるのかを指示し、ホステスや黒服の管理や教育、指示はもちろん、経営面もしっかり管理しなければなりません。
かなり大変な仕事です。
ママの人柄によってお店の雰囲気も変わってくるので、体験入店時にはママの言動を良くチェックしておいてください。
ホステスの雰囲気も要チェックです。
お給料は高い?
報酬額は勤務するラウンジやエリアによってかなり差がつきます。
指名制やノルマがなくのんびり仕事が出来るラウンジは、ストレスが少ない分時給も安くなります。
六本木の会員制ラウンジの時給は約5,000~8,000円と高めですが、他のエリアでノルマのないお店だと時給3,000円前後、下手をするとに2,000円くらいになるようですね。
一般的なキャバクラの時給が約3,000~4,000円と言いますから、もしかするとキャバクラの方が時給額だけ見ると高いかもしれません。
ただラウンジは私服で勤務OKですし、ヘアメイクも自分でセットするくらいで良いので、経費はあまり掛かりません。
普段からあまり気合を入れる必要がないので手取り額はラウンジの方が高い可能性もあります。
どんな人が働いている?
ラウンジは内装もシックでかなり大人っぽい雰囲気になっています。
そのため「騒いだり賑やかな雰囲気が好き」な女の子には勤務しにくいムードです。
ラウンジのホステスは25~30歳くらいの女性が多いと言われていますので、キャバクラから移店する女の子がいるかもしれません。
ラウンジで働く女の子にはホステス専業の子もいるようですし、Wワークやバイトの子もいます。
また比較的若い女子大生であっても「落ち着いた雰囲気のお店が良い」と、わざわざラウンジを選ぶ方もいるようです。
クラブよりも気楽に働けるのがメリット
高級クラブは料金が高く、社会的なステータスの高いセレブが多く来店されます。
その分ホステスの立ち居振る舞いやマナー面は厳しく指導され、失礼な言葉遣いや失敗には不寛容です。
お客様がハイレベルだと気を遣います。
その点ラウンジは、有名人や会社経営者の方も来店されますが、高級クラブよりもカジュアルな雰囲気で気軽に働けるのがメリット。
またノルマが緩いお店も多いと聞きますので、Wワークやバイト感覚でゆったり仕事がしたい女の子にも最適です。